記事提供:イワブチ㈱ 2013.6.28 |
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●めっきって何? | ||||||||||||
めっきとは錆を防いだり、見栄えを良くしたりする為に、金属などの表面に、別の金属の薄い膜を作ることです。めっきをする方法には溶液に品物を入れ、電流を流すことでめっきをする「電気めっき法」や、溶かした金属中に品物を入れてめっきをする「溶融めっき法」、その他に「化学めっき法」や「真空めっき法」など様々な種類があります。
このような方法で施されためっき製品は、身近な製品にも多く使われています。例えば以下の例があります。
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●めっき?メッキ?鍍金? | ||||||||||||
めっきは当初、金を塗ることから「塗金(ときん)」と呼ばれていましたが、奈良の大仏のように、水銀に金を溶かしたものを利用してめっきをしていたため、金が溶けて無くなる様子から、「滅金(めっきん)」と呼ばれるようになりました。その後、その言葉が「めっき」に変化したといわれています。 めっきという言葉は、ひらがなやカタカナ、漢字と様々な文字で表現されていますが、外来語ではなく、漢字では「鍍金」と表記されます。しかし、「鍍」は常用漢字ではないため、JISでは「めっき」とひらがなで表されています。 |
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●めっきはいつ頃からあるの? | ||||||||||||
世界で初めてのめっきは、一説では紀元前1500年頃の鉄器へのすずめっきとされています。また、日本で発掘された最も古いめっき製品は古墳時代のものとされています。 |
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●装柱金物で使用される材料とめっきの種類は? | ||||||||||||
鉄鋼やコンクリート、石材、アルミニウム、プラスチックなど、様々な材料が様々な用途で使用されていますが、これらの材料の中でも、鉄鋼材料はその優れた特徴から、歴史上、文明発展の重要な鍵となっただけでなく、現在でも数多くの構造物などに使用されています。 鉄鋼材料は、入手性が良く(地球上で一番量が多い元素はFe!)、安価で、加工性・強度に優れるといった特徴を持っているため、装柱金物では使用されています。ただし、この鉄鋼材料も長期間屋外で使用すると錆(腐食)が進行して減肉し、強度が低下してしまう欠点を持っています。 対策方法として、鉄鋼材料そのものを錆びにくくしたステンレスの使用や、塗装やめっきによって錆を防ぐ方法などがありますが、それらの中でも代表的な防錆処理方法である溶融亜鉛めっきが装柱金物に用いられています。 次回はその溶融亜鉛めっきについてご紹介します。 なお、めっきは、昔塗っていたようですね。塗る手法との違いは、勉強中です。 |